「旦那を立てる」って、なんだか古い考え方みたいな気もするけど、旦那って少し調子に乗ってもらった方が扱いやすかったりするよね。
人前で旦那を立てるならなんとなくわからないでもないけど、夫婦でいるときに旦那を立てるなんて必要ある?って思うかもしれないけど、結果がプラスになるならいいんじゃない。
あんまり調子に乗りすぎても困るけど、適度に立てて、普段手伝わない家事なんか積極的に参加するようになったら、夫婦お互いにとってプラスになるはず。
ちょっとずつ旦那を立てて、いい気分にさせて、いつの間にか家事をこなす旦那に仕立てるっていうのも上手な操縦方法だよね。
どうせイライラを感情的にぶつけたってどっちにもいいことないんだし。
こちらでは、旦那を立てて、うまい具合に旦那を「家事のできる人」「家事に協力する人」にした奥様たちの体験談など、ご紹介します。
人からの指示を嫌う旦那に家事の協力をしてもらう方法
40代会社員 妻の体験談
私の主人は人から指示を受けて物事をすることを極端に嫌う人です。
ですから主人に何かして欲しい時には「〇〇してちょうだい」というお願いの仕方をすると、なかなかやってくれません。
言い方間違えると機嫌悪くなるから、ちょっとめんどくさいの。
その代わりに主人が前に同じ仕事をした時に何か良かった点をあげて、「前に〇〇をしてくれた時には〇〇が良かったよねー。さすがだよね」という風に言います。そうすると、喜んでその仕事をやってくれます。
普段から何か主人がやってくれたことは出来るだけ良い点を探して、主人を褒めるようにしています。たとえ悪い点があったとしても、そこには触れずに良い点を強調して褒めます。悪い点は主人に見えないようにそっと手直しします。そうすることによって、主人はその仕事を進んでやってくれるようになります。
主人も褒められて、その仕事をするのが楽しそうです。
指示を嫌がる人こそ立ててみる
指示するじゃなく、頼って褒める。で成功した事例ですな。
指示されるって、誰でもそんなに嬉しいことじゃないよね。
旦那に指示されたら私もイラっとするわ。
旦那は仕事で日々上司から指示されたり部下に指示出したりしてるのに、家で妻から指示出しされたら、不愉快と感じる旦那がいても不思議じゃない。
何より指示って上からするものだから、旦那の自尊心も傷ついちゃう。
だから、この奥さんみたいに、「さすが!」とか喜んでいる顔を見せるとか、そういったことで動いてもらうように仕向けるというのが得策。
大人だってやっぱり褒められたら嬉しいよね。
家事をほとんどしない旦那に家事の協力を促す方法
40代専業主婦 妻の体験談
家事をほとんどしない我が家の旦那さんです。
私が専業主婦なので、家事が私の仕事と認識はしていますが、なんとなく自分だけしていてイラっとするときあるし、少しは何かできるようになって欲しいな。
そんな我が家では、浄水器のカートリッジ交換は旦那さんの任務です!
数か月に一度、自宅にカートリッジが届くと、「来たよ~、カートリッジが。あなたにしかできない任務だよ!」「なぜか、カートリッジ交換は、わたし・・・うまくできないんだよね。」と旦那さんを頼ります。
そうすると、「任せて!!!」といった具合に、得意げにカートリッジ交換を手際よくやってくれます。交換が終わったあとも、「やっぱり私が交換するより早いよねっ!」と必ず一言、声をかけます。
また、たまに自ら進んで洗濯物をたたんでくれたり、食器を洗ってくれたりしたときは、「え~!してくれたの。」「ありがとう、助かる~。」と大喜びの姿勢を見せます。
実際、本当に助かるので、大喜びはわざとではありません。すると、旦那さんも、満面の笑みと褒めらることに照れていますが嬉しそうです。
手のひらで転がしているつもりはないけど、「褒め上手」「(気分を)乗せ上手」と旦那さんからは言われます。
頼られると旦那は弱い
頼ってありがとう、これが旦那の喜びになり、妻も助かるという好循環。
頼られてガンバル旦那さん、キュートだなぁ♪
女性の場合は、何か相談するにしてもただしゃべって吐き出したい!みたいなとこあるじゃない。でも男の人って、何か相談されたら「解決しないと」という発想になる人が多いとか。
頼られたら解決して頼りになるとこ見せないと、とまで思ってるかどうかは別として、こんなことで困ってるんだよね~、なんて頼ることで、「よしきた!解決してやる!」なんて動いてくれたりするわけだ。
頼られるってことは、この人は助けてくれるだろうと期待されてるってことだもんね。
期待という言葉に弱い旦那にはこれがとっても効果的。
是非是非「ほめ上手」「のせ上手」になって、旦那さんに活躍してもらいましょ♪
頼りない夫に家事の協力を促す方法
50代会社員 妻の体験談
わが家の旦那は何かにつけ頼りなく、どちらかというと不器用な人です。
子育てや正社員での仕事、家事に忙しかった30代の頃は、そんな旦那に頼ってもうまくできずにがっかりするばかりで、結局なんでも自分でやってしまっていました。そのほうが断然早いし手間もかからないので。
だってそのほうが断然早いし手間もかからないんだもん。
その頃は自分があまりに忙しくて旦那への気持ちのゆとりが持てなかったのですが、子供に手がかからなくなってから、やっと旦那に穏やかに物事を任せるという余裕ができました。
「ちょっとこれ大変だからやってほしいな」なんて頼んでみたら、それまで何もしなかった(正確には私がさせてなかったのですが)旦那ががんばってやってくれたんです。不器用だから結果としては少々不満足だったとしても、ひとまず喜んで「ありがとう、嬉しい」ということを伝えると、「いやいや~」なんて嬉しそうに照れていました。
それがきっかけになり、こちらから何も言わなくても休みの日には積極的に家の片づけや掃除などやってくれるようになったんです。
しかも丁寧で上手でびっくり。もちろん、都度感動するので、本気で褒めちゃう。
こっちにゆとりがなくて、これまで旦那も何かしようとしても私に怒られるからやらなかったんだなぁ、と反省したものです。
上から目線だと旦那だって反発したくなるけど、こっちから弱みを見せて頼るようにすれば、旦那もがんばろうっていう気持ちになりやすいですよね。今ではほんとうに感謝しています。
強い母ちゃんでいることが必要なときもあるけど、旦那との関係性としては、弱い奥さんを演じるくらいのほうがうまくいきますね。
役割分担で頼れる旦那に
頼れないと決めつけてやらせないというのも選択肢のひとつだけど、いや、やっぱり協力したほうが夫婦は幸せだし楽しい♪
頼れない旦那だって、何かはできるもんだなぁって気づいた奥様。
人ってあまりに余裕がないと、心にもゆとりがなくなっちゃうからね~。
だけど、ゆとりをもって旦那に役割分担をお願いしたら、あら、意外とすんごい楽になったっていうね。
能ある鷹の爪を隠していたのは奥さんのゆとりがなかったから。ちょっと切ないけど、気づいてよかったね♪
頼りない旦那ってただ不慣れっていうこともあるから、少しずつでも参加してもらうことで育っていくもので。
上から目線でガミガミ言って「やらせる」のと、頼って「お願い」するのとでは、大違い。
お互いにゆとりができる方法を選べば、こんなハッピーな結果にもなるんだよね。
頼れないと切って捨てるのは簡単。だけど、お互いに成長できる夫婦でいたほうがず~っと幸せでいられる。
パートナーとしてお互いに認め合って、一緒に成長していくのが夫婦だよね。
さいごに
旦那のタイプ別で3つの事例をご紹介しました。
タイプ別でみたけど、旦那を立てて、褒めて、協力体制を作っていくと、結果自分のためにもなるし、なにより夫婦にとってプラスだよね。
イライラしたり喧嘩したりって、あなたのパワーをものすごく消費してもったいないけど、そのパワーをこういった旦那を適度に立てるという方向に使ってみたら、あなたのストレス軽減のきっかけがきっと見つかるはず。
夫婦でいるからには、やっぱり仲良く平和な時間が流れている方がお互い幸せだもんね。
だったら、怒るのも、上から目線もやめて、この際旦那を立ててみるって試す価値あり。
ただ!調子に乗りすぎてふんぞり返るような旦那には要注意でね^^
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