旦那と性格が合わない、全然うまくやっていける気がしない!
夫婦でいると、こういったこともあるよね。
そんな状態が続くと、お互いストレスになって夫婦関係も冷え切っちゃう。でも考えようによっては、これだってうまく活用できるかもよ。
今回は、旦那と妻が「違う生き物」という認識をもってみよう、というご提案です。
旦那と妻は違う生き物
旦那も妻も同じ人間という生き物。だけど、男と女。
それに人間はひとりひとり同じじゃなくて、男女の違いとはまた別に、個々に個性ってもんがあるよね。
私が思うこと、あなたの思うこと、すべて一致するかといえば、決してそうじゃない。むしろ一致しないことの方が多いでしょうね、きっと。
多数派がエライとか、少数派は弱いとか、そういう勝ち負けの問題じゃなくて、ひとそれぞれ違って当たり前なんだよね。
親子でも兄弟でも性格が違うことが普通にあるように、まして他人が違うのは当たり前で、すべてがピッタリなんてほとんど奇跡。
ということは、夫婦もそうで、旦那と妻の性格が合わないって、まぁ当たり前といえば当たり前なんじゃないかな。
恋愛してた頃、お互い付き合ってて大好き!って思ってる時期には、お互いのホルモンも作用してるから、「恋は盲目」で結婚したものの、それから何年か経つと目が覚めてくるっていうか、冷静に見て「あれ?違う」ってなったりする。
付き合ってた頃は好きで好きでたまらないから、例え違和感があっても、そんなところもひっくるめて好き♪なんてね。
いや、あんときの自分の横っ面はたいて、目を覚ませって言ってやりたいくらいだww
でも、そもそも旦那と自分が同じわけないし、違って当たり前。だとすれば、違いは違いとして受け入れる柔軟性がないと、生きづらくなるわけだ。夫婦なんてそんなもんって妥協点を見つけていかないとね。
旦那と妻は違う生き物なんだから。
旦那の気持ち、妻の気持ちが一致するなんてミラクル
夫婦でいるなら、どちらか一方だけがどうっていうことより、やっぱりお互い様と思わないとキツイ。それぞれが身勝手な主張をしてたらどうやっても折り合いがつかなくて、バランスが取れなくなるよね。
自分の気持ちを主張するとき、相手のことを考えられるかどうかっていうのが、夫婦にとってとても大事で、これが欠けてしまうと、「性格の不一致」ってことになっちゃう。
そもそも二人の気持ちが完全一致するなんて、奇跡、ミラクル。だから、あとはどうやってお互いの気持ちで寄り添っていくかが重要だよね。
夫婦で性格の不一致ってよくあるけど、不一致でもうまくやってる夫婦はいくらでもいるし。
違いは、その違いを受け入れて相手を思いやる気持ちがあるかどうか、お互いに尊重する気持ちがあるか、ということにかっかてるんじゃないかな。
性格の不一致でも変われるのはこの違い
思いやりのある夫婦
旦那と妻の性格が違っても、夫婦がいい方向に変われる違いを考えてみるとやっぱり「思いやり」があるかどうか。この違いはほんっとに大きい。
夫婦でお互いに思いやりがあれば、
- 相手を尊重する気持ち
- 助け合う気持ち
- 相手を認める気持ち
- 違いを許す、受け入れる
- 広い視野で受け入れる気持ち
こういうことが自然とできて、夫婦の関係にも大きなプラス要素。
うまくいってる夫婦は、こういった「相手を思いやる気持ち」があるのがわかる。
極限状態で思いやりを持つのは困難
ゆとりをもってこういう優しい気持ちになれるのがうらやましいよね。けど、きっと誰でもこういう気持ちって持っていて、ただ、環境的にどうしたってそんな優しい気持ちになんかなれないよ!っていう極限状態になることだってあるんだよね。
そうそう、相手を攻撃してるだけの時って、もしかしたらあなたの「極限状態」なのかも。
私も過去に極限状態を体験してるから、すごくよくわかる。子育て、仕事、家事、職場の人間関係、そして家事にも育児にもほぼ不参加の旦那、、、もう毎日時間もギリギリで、体がいくつも欲しくなるくらい、あん時はほんとにヤバかった。
そんな状態、子どもにも悪影響を与えてた、完全に。子どもが大きくなってから、「いつも大変そうで、仕事辞めてほしかった」って言われたくらい。後悔先に立たずだけど、心から反省したわ。
仕事、旦那、育児、家事、とにかくあれこれ忙しくて極限状態。こんな状態だったら、ゆとりある気持ちで相手を思いやる心も余裕もなくなっちゃう。
「心にゆとり」がまず大事
もちろん状況は様々だけど、自分が極限状態、ゆとりのない状態であることが優しくなれない原因だって気づくだけでも、変われるチャンス。極限状態を脱すれば、なんとかなるかもってことだから。
実際私も、極限状態を脱して、今は毎日リラックスして気持ちにゆとりをもって生活できてる。すこ~しずつだけど、大嫌いだった旦那を思いやれるようにもなって、そしたら旦那も変わってきたよ。
何度となく崩壊しそうな夫婦だったけど、なんとかここまで四半世紀、乗り越えてきましたww
ほんと、ゆとりのなさは夫婦の亀裂につながるよね。
思いやりで夫婦が変われるという実例
性格の不一致だとストレスいっぱいで別居だ離婚だとなる夫婦。
性格は違うけど、お互い尊重しあってうまくいく夫婦。
ここにあるのはどういった違いなのか、実例で考えてみよう。
例えば、ずぼらな妻と几帳面な旦那がいたとするよね。っていうか、よくいるよね。
ずぼらな妻を許せない旦那と、几帳面な旦那に耐えられない妻。こうなったら、うまくいくわけないって思っちゃう。どっちもイライラしかしないよね。
じゃ、このパターンだとどうかな。
ずぼらな妻をフォローする几帳面な旦那と、几帳面な旦那の肩のチカラを抜いてリラックスさせる妻。性格は正反対だけど、いい夫婦になれそうだよね。
実際に私はこの後者のいい夫婦を見たことあるけど、とっても素敵な夫婦なの♪
奥さんのずぼらさもかわいく見えてきて、なんだか夫婦が助け合ってていい感じ。旦那さんも几帳面すぎるようなとこがあったみたいだけど、ずぼらな奥さんと相まってちょうどいい程度にその几帳面さを活用できてる。
お互いがお互いを笑顔にしてくれる存在になってて、ほんわか夫婦。
同じ違いを抱えてる夫婦でも、こんなに変わるわけだ。相手を思いやることって夫婦にはほんとに大事だってこと、わかるよね。
夫婦で焦らずゆっくりちょっとずつ
旦那が、妻が、ってお互い攻め合ってても、何にもよくならないけど、ひとつ思いやりを投げかけたら、夫婦の間も変わってくるはず。
ただ、一旦関係が悪化すると、そうそう簡単にガラリと変わるのは難しい。
お互い、慣れ合っていたり甘えてる部分もあって、スイッチひとつで切り替えられるほど単純じゃないんだよね。
だから、焦らず、少しずつ。これも心にゆとりがないと難しいけど、だからこそ、ゆっくりね。
長いこと一緒にいて、時にイライラしたり喧嘩しても、少なからず情もあって、夫婦って意外と修復できるもんなのかもしれない。
最初は我慢することが山盛りかもしれないけど、でも我慢はお互い様って気づいて、ちょっとでも思いやりを持てるようになってきたら、二人の関係もだんだんに改善するはず。
そういう積み重ねで、いつか居心地のいい場所になれたらいいね、お互いに。
さいごに
旦那と妻は違う生き物で、男女差もあるし、それぞれの性格、個性もある。
所詮は他人だけど、結婚して一緒に生活していれば、時に自分や家族、仕事のことでいっぱいいっぱいだったり、相手に対して思いやりを持てなくなる時だってある。
家事や育児、仕事でいっぱいいっぱいの妻、仕事の重責で悩みが多くていっぱいいっぱいの旦那とか、それぞれに事情を抱えて生きていて、極限状態かもしれないよね。
そうやってゆとりがない時に責め合ってもお互いマイナスになるだけ。
夫婦で二人とも大変なら助け合ってがんばったほうがお互い支えになれるし、どっちかが大変なら助け合いが必要。
それには、ちゃんと向き合って落ち着いて話をすることも必要で、「言わなくてもわかってほしい」とか「察してほしい」っていう願望はひとまず置いといておきたいね。
だって、旦那と妻は違う生き物だから、ちゃんと意思表明しないとわからない。
もしかしたら相手が全然違う考え方をしている可能性もあるから、言葉にして気持ちを伝えてみるだけで夫婦関係も変わってくるよ。
話しをするときは、くれぐれも感情的にならず、相手への思いやりも忘れずに、ね。
二人の関係が変わって、心にゆとりが生まれて、お互い思いやりを発揮できるときがきますように♪
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